前回、SSD換装は済ませたのでもう1台SSDを追加してRAID1を組んでいきます。
このPCはIntel(R)RapidStorageTechnology(以下Intel RST)を使ってRAIDが組めそうだったのですが、Windowsがインストールされた状態ではブルーバック連発でてこずってしまいました。
まずはIntel RSTがインストールされていなかったので、Dellのサイトから最新版をインストール。
BIOSでSATAモードをAHCIからRAIDに変更
(ブルーバックで起動できない)
レジストリのiaStorVのStart値も確認したのですが、最初から「0」になっていました。
BIOSでSATAモードをRAIDからAHCIに戻して再起動(問題なし)
Intel RSTを起動しても「作成」の項目が見当たらない。。
四苦八苦していた所、有力な情報を発見。
どうやらBIOSl上でRAID機能を有効化しても、Windowsが必要とするデバイスドライバーとは異なる模様。
Intel RSTのRAID機能を無効化時: AHCIのストレージドライバー
Intel RSTのRAID機能を有効化時: Intel RSTのストレージドライバー
おそらくシャットダウン時にAHCIドライバーが有効になっている為、BIOSでRAIDを有効にしても次回起動時AHCIドライバーが読み込まれる為、起動できないようです。
この問題を解決する方法は
1.msconfigでセーフブートに設定
2.PCを再起動(セーフモード)
3.「設定」-「更新とセキュリティ」-「回復」から「PCの起動をカスタマイズする」-「今すぐ再起動」
4.UEFI BIOSの起動
5.動作モードをAHCIからRAIDに変更
6.BIOSを保存してPCを再起動
7.セーフモードではRAIDドライバーが読み込まれるので問題なく起動
8.msconfigでセーフブートを解除
9.PCを再起動する
10.Intel RSTの最新版をインストールする
「スタート」-「Intel」-「インテル・ラピッドストレージ・テクノロジー」を起動すると無事に作成ボタンが現れました。
ここからはDELL公式にあるRAIDの構築(既存のOSを移行する場合)を参考にします。
Intel RSTから「作成」ボタンを選択
ボリューム タイプの選択にて「リアルタイムデータ保護(RAID1)」になっていることを確認して「次へ」
ボリュームの設定から「名前」、「データ保持」などの項目を設定して「次へ」
※今回はまっさらなSSDの為か、「コントローラ0:ポート0のSSDを保持」が選択されていました。
「ボリュームの作成」ボタンを押してRAIDを構築します。
構築中も作業ができるようですが、データの移行中はできるだけ触らずに置いておこうと思います。
無事RAIDが構築できました。